- 楽天証券のハッピープログラムの変更内容が知りたい
- 楽天銀行のマネーブリッジの変更内容が知りたい
こんにちは、みとないとです
楽天の改悪がまた発表されましたね。
個人的におすすめの証券会社である楽天証券からの改悪案件です。
楽天証券がおすすめの理由はこちらから
最近楽天さんは不穏な動きが多いような気がします。
どんな発表があったの?
年末最後に楽天さんからこんな発表がでてました。
これだけではよくわからないので、簡単に解説していきます。
ハッピープログラムって
そもそもハッピープログラムってなに?
楽天銀行を使っているユーザーへの優待プログラムです。
エントリーをするだけでお取引ごとに楽天ポイントが貯まり、楽天ポイントを振込手数料に利用も可能です。
ATM手数料が最大7回/月まで無料になります。
楽天内にハッピープログラムのページがあります。
簡単に解説すると楽天ポイント貯めることができるサービスということです。
ハッピープログラムの変更点
なにがかわるの?
簡単に言うともらえるポイントが少なくなるってこと
えー-(泣)
それは困る・・・・
楽天経済圏の方にはとても大ダメージになりそうですね。
簡単に説明すると
投資信託を保有し続けることによって貰うことができた楽天ポイントが、状況に初めて到達した時点でのポイント付与に変更になります。
今まではたくさんの資産を保有すればするほど、もらえるポイントが増えていく資産形成としてはとてもありがたいシステムでした。
今回の変更では、一定条件を達成した時点のみポイント付与されるため福利ので稼ぐことができまくなります。
楽天銀行には以下のように説明がありました。
ハッピープログラムの対象、楽天証券でのお取引(投資信託分)のポイント進呈条件の変更について
このたび楽天銀行では、ハッピープログラムの対象サービスの一つである楽天証券のお取引の、投資信託にかかる進呈ポイントについて、獲得条件を「一定の残高を保有している場合」から「一定の残高を月末時点の残高が、はじめて達成した場合」に変更させていただきます。また、これによる進呈ポイントについても以下のとおり、変更させていただきます。
今後ともより一層のサービス向上に努めてまいりますので、ご利用中のお客さまにおかれましては何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
なお、以下に記載のない他のサービスにつきましては、特典の条件に変更はございません。
変更予定日時
2022年4月1日 00:00以降
■変更後の条件での判定開始:2022年4月末時点より
■変更後のポイント進呈開始:2022年6月進呈分以降
※今回の変更により、投資信託の進呈ポイントは月末時点の残高での判定となります。詳しくは下記をご覧ください。
ポイントの変更については
達成残高 | 進呈ポイント |
---|---|
月末時点の残高が、はじめて10万円に到達した場合 | 10ポイント |
月末時点の残高が、はじめて30万円に到達した場合 | 30ポイント |
月末時点の残高が、はじめて50万円に到達した場合 | 50ポイント |
月末時点の残高が、はじめて100万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて200万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて300万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて400万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて500万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて1000万円に到達した場合 | 500ポイント |
月末時点の残高が、はじめて1500万円に到達した場合 | 500ポイント |
月末時点の残高が、はじめて2000万円に到達した場合 | 500ポイント |
すべてを達成したとしても2,090ポイントしかもらうことができません。
しかも今までのように継続してポイントを獲得することができなくなります。
Q&Aを見てみると
2022年3月時点を基準として「はじめて達成」したか基準にするようなので、今ある程度投信をもっている方は完全にほとんどポイントを貰えないかもしれません。
これはかなり痛いですね。
どれくらいの影響がある?
結局どう変わるの?
これだけだとわかりにくいよね。
簡単に解説すると以下のようになります。
変更前の獲得ポイント
eMAXIS Slim S&P500を持っているだけで、毎月0.003%(年間0.0.36%)の楽天ポイントが付与されていました。
100万円分保有するだけで、毎月30ポイントもらえます。
- 10万円⇒3ポイント(年間36ポイント)
- 100万円⇒30ポイント(年間360ポイント)
- 1,000万円⇒300ポイント(年間3,600ポイント)
- 1億円⇒3,000ポイント(年間36,000ポイント)
少ないと思うかもしれませんが、資産が増えれば増えるほど増えていきます。しかもマイナスになることもありません。
当然、投信信託自体が利益を生んでいくためとてもお得なことは間違いない。
1,000万円の投資信託10年間継続して保有しておくと、合計36,000円ももらえることができます。
何度も言いますが、少ないかもしれませんが減ることのない安定したポイントです。
変更後の獲得ポイント
変更後のポイント獲得は1回のみとなるため、最大で2,090ポイントです。
達成残高 | 進呈ポイント |
---|---|
月末時点の残高が、はじめて10万円に到達した場合 | 10ポイント |
月末時点の残高が、はじめて30万円に到達した場合 | 30ポイント |
月末時点の残高が、はじめて50万円に到達した場合 | 50ポイント |
月末時点の残高が、はじめて100万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて200万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて300万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて400万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて500万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて1000万円に到達した場合 | 500ポイント |
月末時点の残高が、はじめて1500万円に到達した場合 | 500ポイント |
月末時点の残高が、はじめて2000万円に到達した場合 | 500ポイント |
これば改悪としか言えない内容と言われてもしょうがないですね。
ちなみにSBI証券の場合、eMAXIS Slim S&P500を保有すると年間で0.0.374%(この時点で楽天より多い)となっており年間で100万円の保有の場合374ポイントももらうことができます。
もちろんほっておけば、どんどん増えていくため福利の力を得ることができますね。
楽天証券はどうなる?
これからどうしたらいいの?
これは難しい判断になりそうですね。
正直、楽天証券としてはかなり厳しい状況になってくると考えられます。
①投信積立設定口座・金額の減少
12月7日に楽天証券が証券総合口座数700万口座をたっせしています。
5年で3.5倍もの口座数を増加させており、SBI証券にも負けない証券会社へ成長しました。
今回の改悪で少なからず影響がある思われます。
楽天証券が開始するまでに踏みとどまってくれればいいのですが・・・・
②改悪→業績悪化→改悪の負のループ
最近の楽天の状況から推測すると業績悪化→改悪→業績悪化→改悪と負のループが続いているように感じます。
楽天市場のSPUや楽天銀行のマネーブリッジと最近改悪が続いています。
楽天経済圏が確立しているとはいえ、他の経済圏へ乗り換える人も増えてくるのではないでしょうか。
そうなると、楽天全体の売上・利益に響いてくるためさらなる改悪が発表されるかもしれません。
③楽天カードによる投資信託の購入
楽天カードによる投資信託の支払いを行えば、ポイントが1%つきます。
これに関しては、変更はありませんでした。
このポイント獲得は継続されますのでこの点で行けば、楽天はとても強い部分です。
SBI証券に変更したほうがいい理由3選
SBI証券に変更したほうがいいの?
うーん、SBI証券に変更するメリットはあるよ
詳しく教えてほしいな
こうなったらSBI証券へ移管することも視野に入れないといけません。
①投信の保有による獲得ポイント
SBI証券であれば、今のところTポイントもしくはPontaポイントを獲得することができます。
SBI証券では、保有している投資信託によって変わりますが、一番低利の投信信託でも保有していれば0.022%~からTポイントもしくはPontaポイントが貰うことができます。
通常銘柄を800万円、その他指定銘柄(付与率0.05%)を500万円保有していた場合
月間平均保有金額が800万円+500万円=1,300万円となり、1,000万円以上のため、通常銘柄の付与率は0.2%。
(800万円×0.2%÷365日×31日)+(500万円×0.05%÷365日×31日)=1,570ポイント(月間)
②投信の移管のキャンペーン
楽天の改悪に漬け込むためにSBI証券を含めた他の証券会社がこの機会に移管を狙った対策をしてくる可能性が高いかもしれません。
ということでさっそくSBIが手を打ってきましたね。
さすがSBI証券、仕事が早い!
③SBI証券のポイント還元率の改善
2021年12月にSBI証券のポイント改善率の変更が発表されています。
詳しいポイント一覧はこちらから
楽天証券と異なり、直近で改善(獲得率のアップ)をしているため、すぐに改悪になる可能性は低いとみられます。
その為、今後新規の口座を増やしやすくなり資金が集まりやすくなるため、もっと強いサービスをする可能性が高くなります。
まとめ
今回は楽天証券のハッピープログラムの改悪について解説してきました。
ハッピープログラムとは
ハッピープログラムとは、楽天証券のサービスの1つです。
今回は、サービス内容の変更ということで投信に保有しているだけでもらえたポイントがもらえなくる改悪の発表でした。
「保有していただけでポイントがもらえた」から「一定の条件を達成したらポイントをもらうことができる」に変更されました。
その為、年間で見ると少ないかもしれませんが長期で見た場合、大きな差が生まれてしまいます。
また資産が増えていけば、行くほど差が広がってしまうため福利の力が弱まってしまいますね。
今後の楽天証券について
最近、改悪続きの楽天ですが今後は以下のことが考えられます。
この機にSBI証券へ変更することも考えてもいいかもしれませんね。
またNISAをしようとしている人は、SBI証券で口座を開設して、始めるのもいいでしょう。
楽天経済圏の方でない限り、楽天証券に固執する必要もありません。
SBI証券へ変更する理由を3つ解説しました。
楽天の改悪によりSBI証券がまた復活してくるかもしれませんね。
個人的には楽天に頑張ってほしいところですが、いつでもSBIへ移管できる準備はしておこうと思います。
投資はあくまで自己責任です。
自分に合った投資を心がけていきましょう!
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