【解説】EC出荷ではダークストアは本当にいいの?ネットスーパーの出荷など

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通販の市場は右肩上がりに伸びています。
今回はその中で、ネットスーパーで運用が増えてきているダークストアについて解説していきます。

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目次

ダークストアとは

ダークストアとは、ネットスーパーにおけるリアル店舗とは異なるネット販売専用の物流センターです。 内部は実際の店舗と同じように商品が陳列されているが、消費者が直接足を運ぶことはないのでダークストアと呼ばれています。

海外ではしばしばみられるダークストアですが、国内では事例が決して多くはりません。

イトーヨーカドーが2015年からダークストを展開しています。
今後はコロナの影響などにより、もっと拡大されるのではないかと予想されています。

ダークストアのメリット

通常の店舗から出荷すると、レジや接客などが発生してしまうため、出荷業務に専念できません。
ダークストアにすることで業務に専念でき、効率が良くなります。

店舗の跡地を使うこともあるため、一般的な通販事業で必要な倉庫を使う必要がないため、低コストで運用することも可能です。

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ダークストアが注目されている理由

コロナの影響や、通販が普及してきたことによりネットを利用することが増えてきています。また昔よりネットに対しての不信感も無くなってきています。

①重たいものを玄関まで運んでくれる

水やお米など重たいものを玄関まで運んでくれます。2階以上に住んでいる場合など大変なのでとても便利です。

②人と接することを避けることができる

コロナの影響もあり、ソーシャルディスタンスを言われるようになりました。現在も密をさけるようになっており、ネット注文が加速していくと考えられます。

③出荷効率の改善

出荷業務に専念するため、スムーズな出荷業務が可能です。
店舗から出荷するのとは異なり、レジや接客などがないため、作業効率もがり出荷件数の改善・リードタイムの短縮が可能になります。

注文してから届くまでの期間には限界がある

出荷効率が良くなったとしても、注文してから自宅に届くまで数日かかる場合も少なくありません。
夕食の食材がほしくても、翌日以降となりこれでは食卓の計画もうまく組めませんね。

一般的な通販事業者でも、早くても翌日になります。
注文 ⇒ 受注 ⇒ ピッキング ⇒ 梱包 ⇒ 出荷 ⇒ 配送

当日の注文した商品が当日に届けるためには、出荷業務だけではなく配送業務の見直しも必要になります。

まとめ

今後、コロナの影響もあり通販市場が伸びてくると予想されます。

ネットスーパーでダークストア化を行い、ネット注文拡大に向けて準備をするのみ一つの手です。

他社と比べて差別化を行うには配送業者との協力も必要になります。

Amazon含めて、配送のリードタイムが早くなることが正義になってきていますので、ある程度のリードタイムを縮める努力は必要でしょう。

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