【DX講座】 -1章- 社内外のデータを徹底的に使いこなす

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仕事をしている中で『DX』という言葉をよく聞くと思います。

『DX』とは社内外のデータを徹底的に使いこなすこと
そして業務のデジタル化です。

それでは解説していきます。

目次

DXとは

■DXの定義

DX=Digital Trance Formation
TranceをXと省略する英語圏の慣例からきています。

直訳すると『デジタル変革』という意味で、ITを活用してビジネスにかかわるすべてをより良くし、国内外で優位を築いて事業を続けられるようにしようという意味です。

企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズをもとに製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること

⇒重要なことはデータとデジタル技術に着目すること

■具体的にはどんなことか?

具体的には、業務の中で発生する多様なデータを使い倒す事

⇒その他あらゆるプロセスでITとデータを活用すること

DXはあらゆる企業が取り組むべき

■DX導入はどんな産業でも可能

⇒DXは日本の産業競争力強化の切り札となる重要な考え方。必要なのはDXに関する知識と意識変革(簡単だと思うこと)

■DXはデータの整備とIT化の複合

①業務プロセスで発生するデータを体系的に保存していくこと(=構造化)

②IT化により、ベテランが勘と経験でやっていた業務をだれでもできるように変えていくこと(=定型業務化)

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0円DX~『データ標準化』だけでも儲かる

■「ファイル名」というデータに着目し徹底的に整備

ファイル名、保存場所の標準化で大幅な生産性改善

似たような内容の資料を多数のメンバーが作っており、生産性が低かった。加えて、過去資料を探すのに時間がかかっていた。

①ファイル名のつけ方ルールを全社で徹底
例:200218【売上】楽天市場売上.xls

②情報の保存場所をサーバーにし、保存場所などを統一し、『個人持ち』を禁止

③ペーパレス化のためコピー機を返却
⇒その結果、2回同じ資料を作らないことで「作業時間」が激減

■資料作成ルールも標準化で生産性改善

すべての資料作成方法の標準化(フォント、書式、書き方 など)を徹底
⇒その結果 、加工の時間も削減できプロセス改善ができ

小さな「データ活用」がなければいけない

こういう時こそDX化

■プロセスが複雑、人手がかかかるビジネスでも可能

①生産性を上げていかなければ、適正な価格でサービスが提供できなくなる

②若い社員はミスばかり、厳しく指導すると退職。よって業務をシステム化し簡単にすることが必要。

結果的に初心者でもできるようになり、遠隔地。コロナ禍の在宅でも仕事が可能になるケースも多い

■後発で売上が全然上がらない

若く経験の浅い社員なので、お客様の知りたい情報をWEBで徹底開示した。その結果、問い合わせが増加し、仕事が結果的に業績が伸びた

WEBも立派なDX~内部情報の外部化

■WEBに業務とアンケート結果を載せる

従来企業へ提案した業務やお客様からのアンケートをとっても活用も公開もしていなかった
⇒この内容を迅速にWEB化することで顧客に共有することで問い合わせが倍増することも可能

■情報の活用で業績向上ができる

・捨てていた情報を活用することで、売上拡大ができる

・日々情報を刷新することが重要、社外に社内情報を発信すれば、顧客が能動的に購入を検討してくれる
※アイデア、手法はAmazonを参考(良いコメントも悪いコメントも載せる)。

AIによる需要予測~過去データの活用

■AI活用による需要予測(機械学習)

過去のデータから最適な情報をAIにより算出。その結果を用いることで効率的な業務を行うことができ、売上・利益のアップに貢献。

⇒経験のない社員がAIで知識・経験のないところから学ぶことができ実績を上げることが可能になる

かんたんAI~機械学習、安く、改善できる!

■AIならエクセルマクロがわかる人なら使える

Microsoftマシンラーニング(クラウド)なら月額利用料5万くらいで十分活用できる

■社内データを活用し、簡単なところから活用するのがポイント

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■AIはがんばりやさん~80%の重要でない仕事は人間はしない

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<AI活用の利点①>
手つかずの部分が残らない

<AI活用の利点②>
意思決定のスピードが早くなる
⇒DSS(Decision Support System)としてAIを使う

データとITの活用でビジネスを変革

■トータルでIT化・システム化

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まとめ

1章ではDXの基礎知識や考え方について説明しました。

DX化によって業務が変わっていきます。
これからのビジネスの波を生き抜いていくためにも必要です。

これからDX化ができない企業は間違いなく置いて行かれます。

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