フルフィルメント by Amazon(FBA)がオススメな理由7選!primeや自動出荷で効率よく売上アップする方法!

このページはこんな人におすすめ
・Amazonで出荷から解放されたい
・Amazonの出品商品にprimeを付けたい

個人でAmazonで販売していて大変なのが

  • 注文受けてから配送するまでの日数
  • 価格勝負に巻き込まれてカートが取れない

この2つが課題になってきます。

これ解決してくれるサービスがAmazonが提供しているフルフィルメント by Amazon(FBA)です。

フルフィルメント by Amazon(FBA)を使うことで、たくさんのメリットを得ることができます。

今回はAmazonの売上アップに欠かせないを使うメリットについて解説していきます。

目次

フルフィルメント by Amazon(FBA)とは?

Amazonが提供しているサービスで受注~出荷まですべてAmazonが代行してくれるサービスです。

Amazonが専用で倉庫を運用しており、24時間365日稼働しています。

通常では

  • 商品の登録、売価、在庫の管理
  • 受注管理業務
  • 入庫業務
  • 出荷業務(ピッキング・検品・梱包・発送)
  • コールセンター業務

上記の業務が必要になります。

FBAでに依頼することにより

  • 受注管理業務
  • 入庫業務
  • 出荷業務(ピッキング・検品・梱包・発送)
  • コールセンター業務(一部)

ほとんどの業務をお任せで販売することができます。

しかも、稼働し続けている倉庫ですので、受注~出荷までの業務が通常の倉庫から出荷するより早く届けることが可能です。

また設定によっては他ショップや他モールで販売した商品でも出荷可能です。

・Amazonが一部業務を代行
・出荷がすべて即出荷

フルフィルメント by Amazon(FBA)のメリット7つ

FBAを活用するメリットはたくさんあります。

実際に業務をして感じたメリットを7つにまとめました。

業務の軽減

Amazonを運営していく中で、とても大きな負担になる業務は出荷業務です。

これは、Amazonでは決められた日までに出荷しないとペナルティがあるなど、出荷の規約がかなり厳しいため、パフォーマンスを気にしながら業務を行わなければいけません。

FBAに預けることで受注処理、出荷業務、返品対応、カスタマーサービスまでAmazonが対応してくれます。

その為、大きな負担である出荷業務のほかにも、返品対応なども一部Amazonが対応してくれるため、その他業務へ集中できトータルで売上を上げることが可能です。

業務が軽減することでリソースが空くため、Amazonでさらに販売強化したり、他のショップにリソースを回すことができます。

24時間365日稼働してくれる

FBAは年中無休で稼働しているため、リードタイム(お客様へ届くまでの期間)が短くなります。

Amazonユーザーは、このリードタイムには厳しいユーザーが多いです。

Amazonでは注文時に到着日が表示されますので、注文時に『届くまで日にちがかかるからいらない』というユーザーが多くいます。自社で出荷していた際に、日数を少し長めの設定しているとかなりの問い合わせやクレームが届きます。

問い合わせも減らすことができ、さらに早く届けることができるのがFBAの強みです。

また倉庫が営業していなくても、出荷してくれるため休日・祝日のために人員を確保することも無くなるため、コスト削減にもつながります。

■自動でAmazonプライム(prime)の対象

Amazonにはprime設定というのがあります。

簡単にいうと、primeがつくだけで商品にもよりますが、売上が2~3倍ほど上がります

これはprimeがAmazonからの信用のある状態であることが証明されるため、ユーザーから信用・信頼を得やすくなります。

その為、primeがつくことで売れる可能性がかなり上がり、売上アップが見込めます。

Amazonユーザーの中には意外とprimeの認識がない場合が多く、マーケットプレイス(自社配送)の場合に規約内にも関わらずクレームになることがあります。

また詳しく知っている人は、primeがついていない商品を避ける傾向にあります。

■倉庫を持つ必要がない

FBA専用の倉庫から出荷するため、自社で倉庫を構える必要がありません。

ただし、FBA倉庫へ納品する際には、発送業務が発生してしまいます。

シールを貼ったり、入荷させたい商品情報やサイズなどやや面倒な処理が必要になるため、一度どこかで作業する場所は必要になります。

■配送料のコスト削減

FBAから出荷すると、通常の配送業者で出荷するより安い配送料になる場合が多いです。

これはFBAがけた外れの出荷量があるため、各配送会社が倉庫別に設定しているタリフ(配送料一覧)を安くしているためです。

配送会社も集荷量が多いと、その倉庫に合わせた効率よく稼働するためコストなども下がってきます。

個人事業であればなおさら差が大きくなりますので、ぜひ活用すべてきでしょう。

■上位に表示されやすい(カート取得率アップ)

primeを付けることで、Amazon内での検索が上位に表示されやすくなります。

基本は、価格や付与ポイントなどで上位が決まりますが、primeがついていないと最安値にしても最上段に表示されない場合があります。

Amazonでは最上段に出ることで、売れる可能性が飛躍的にアップしますので、最上段に表示する(カートを取る)ことができれば、売上アップが見込めます。

FBA発送は転換率が高くなる

FBAから出荷される商品は【Amazon.co.jpが発送】と表示されます。

その為、ユーザーから安心が得られやすく購入につながりやすくなります。

逆に【Amazon.co.jpが発送】以外では買わないユーザーもいらっしゃいます。

こういったユーザーへの機会ロスをなくすためにもprimeは必須でしょう。

・業務の軽減が可能
・primeになるため売上アップにつなげやすい
・うまくいけば大幅コスト削減

フルフィルメント by Amazon(FBA)利用する際に発生する業務とは

質問犬

FBAにするとどんな作業があるの?

FBAを使うことで作業は劇的に軽減されます。

ただし逆に発生する作業もあります。

■FBA倉庫への納品

FBA倉庫に商品を納品する必要があります。

在庫は納品され、Amazon側で処理が完了すれば自動でセラーセントラル(Amazonの管理画面)に在庫が反映します。

■FBA出荷への変更

Amazonではマケプレ発送FBA発送の2種類があります。

マケプレとはマーケットプレイスの略で、出品者自身が発送する方法になります。

デフォルトはマケプレ発送になっているので、Amazonからの発送に切り替えましょう。

AmazonFBAの費用は、出荷作業などに課金される『配送代行手数料』と商品の保管・管理に対して課金される『在庫保管手数料』の2つから構成されています。

また商品のサイズによって料金が異なります。

フルフィルメント by Amazon(FBA)にかかる費用

質問犬

こ費用はどれくらいかかるの?

FBAはもちろん無料のサービスではありません。

費用は「保管」「作業」「配送」に対して請求が来ますので、詳細について説明していきます。

■配送代行手数料

注文商品の梱包、配送、カスタマーサービスに対して課金されます。

サイズが大きくなればなるほど、費用は高くなります。

サイズが大きくなればなるほど、費用は高くなります。

サイズは3つに大きく分けられています。

  • 小型・標準サイズ
  • 大型サイズ
  • 特大型サイズ

サイズが小さくて、高単価の商品がおすすめです。

小型・標準サイズ (個数あたり)

サイズ寸法重量金額
小型サイズ25 x 18 x 2.0 cm 未満250g 未満282円
標準サイズ区分133 x 24 x 2.8 cm 未満1 kg 未満381円
標準サイズ区分260 cm 未満2 kg 未満421円
標準サイズ区分4100 cm 未満9 kg 未満548円

大型サイズ (個数あたり)

サイズ寸法重量金額
大型サイズ区分160 cm 未満2 kg 未満589円
大型サイズ区分280 cm 未満5 kg 未満712円
大型サイズ区分3100 cm 未満10 kg 未満815円
大型サイズ区分4120 cm 未満15 kg 未満975円
大型サイズ区分5140 cm 未満20 kg 未満1,020円
大型サイズ区分6160 cm 未満25 kg 未満1,100円
大型サイズ区分7180 cm 未満30 kg 未満1,532円
大型サイズ区分8200 cm 未満40 kg 未満1,756円

特大型サイズ (個数あたり)

サイズ寸法重量金額
特大型サイズ区分1200 cm 未満50 kg 未満3,061円
特大型サイズ区分2220 cm 未満50 kg 未満3,970円
特大型サイズ区分3240 cm 未満50 kg 未満4,995円
特大型サイズ区分4260 cm 未満50 kg 未満6,250円

■在庫保管手数料

商品を保管・管理するための保管スペースに対して課金されます。

小型・標準サイズ

1月~9月:5.160円
x [商品サイズ (cm3)] / [10cmx10cmx10cm]
x [保管日数] / [当月の日数]

10月~12月:9.170円
x [商品サイズ (cm3)] / [10cmx10cmx10cm]
x [保管日数] / [当月の日数]

大型・特大型サイズ

1月~9月:4.370円
x [商品サイズ (cm3)] / [10cmx10cmx10cm]
x [保管日数] / [当月の日数]

10月~12月:7.760円
x [商品サイズ (cm3)] / [10cmx10cmx10cm]
x [保管日数] / [当月の日数]

例えば・・・

画像7

■FBA梱包準備サービス

FBAでは、Amazonフルフィルメントセンターに納品され、保管される商品に関する梱包要件を定めています。FBA梱包準備サービスでは、出品者に代わりAmazonが商品の梱包を行います。

小型・標準サイズ

商品ラベル貼付サービス:20円
袋入れ:25円
テープ貼り:20円
エアキャップ:51円(エアキャップ:31円+商品ラベル貼付:20円)

大型・特大型サイズ

商品ラベル貼付サービス:51円
袋入れ:92円
テープ貼り:51円
エアキャップ:143円(エアキャップ:92円+商品ラベル貼付:51円)

■長期在庫保管手数料

Amazonフルフィルメントセンターでの保管期間が365日を超える商品に対して、長期在庫保管手数料を請求いたします。

在庫一掃チェック:毎月15日
対象在庫:フルフィルメントセンターに365日を超えて保管されている商品
長期在庫保管手数料:1,000立方センチメートル(あたり17.773円)

■返送料

Amazonフルフィルメントセンターの在庫を返送または廃棄される場合、返送/所有権の放棄手数料が請求されます。

小型・標準サイズ(個数あたり)

0 ~200g:30円
201~500g:45円
501~1,000g:60円
1,001g~:100円
+1,000gを超えた部分に対して40円/1000g*

大型・特大型サイズ(個数あたり)

0~500g:80円
501~1,000g:110円
1,001~2,000g:140円
2,001~5,000g:200円
5,001g~:350円
+5,000gを超えた部分に対して40円/1000g*

■FBA料金シミュレーター

AmazonFBAのシミュレーターはこちらから

・サイズによってコストが変動
・小さくて高単価の商品がおすすめ

FBAの注意事項

もちろん注意点もあります。

細かいことを言えばキリがありませんが、重要なところについて6つ上げましたので解説していきます。

■在庫保管料が発生

在庫の残っている面積によって、保管料が請求されます。

その為、売れずにずっと残ってしまうとコストだけが発生してしまいます。

あまり売れない商品は、価格を下げてでもなくしてしまうのも一つ方法として検討が必要です。

在庫回転率が重要

AmazonFBAへ商品を預けた場合、商品の回転率が大事になっていきます。

保管料もありますが、回転率が下がっていくと保管できる面積の制限がかかります。(正確には上限値を超えると費用が高くなります)

その為、無駄な在庫(売れない在庫)は極力無くしてしまった方がよいかもしれません。

4半期ごとに、Amazonが判定をします。状況はセラーセントラルでチェックが可能ですので、日々チェックをしていきましょう!

■在庫が反映するまで日数がかかる

FBA倉庫に商品が届いても、すぐには在庫の反映はしません。

Amazon側で在庫の処理が完了するまでに少しタイムラグがあります。

■FBAに預けられない商品がある

以下の商品はFBAへ預けることはできません。

  • 常温管理できない商品
  • 動植物
  • 危険物および化学薬品
  • 医療機器
  • 医薬品・酒類・金券、商品券など
  • ネオジウム磁石及び磁気が他商品に影響を及ぼす恐れのある強力磁石
  • ゴールド、プラチナ、銀などの貴金属バー・インゴッド・地金
  • 金貨・銀貨・銅貨・記念コイン
  • 古銭・古札

■FBA倉庫までの配送料は出品者負担

FBAから出荷する商品はAmazonがすべて管理していますが、FBAに入れるまでの費用が必要です。

また倉庫の指定ができないため、どこへ入れていいのか依頼をするまでわかりません。

その為、場所によっては配送費が高くなる可能性もあります。

■納品までの手続きが面倒

FBAへ納品するには、商品の納品についてのプランの作成を行わなければいけません。

またサイズや納品サイズまどの情報や、ラベルの貼付などひと手間かかります。

ただし、同じ商品を継続してFBAへ納品する場合など、情報の使いまわしも可能になり負荷が少なくなってきます。

・売れないと保管料だけが発生するので売れるもののみFBAに預ける
・売れないとFBAのスペースに制限がかかる
・慣れるまで大変

まとめ

小さな事業者はFBAの活用はかなりメリットがあります。

自社倉庫でマケプレprimeをつけることも可能ですが、Amazonの出荷規約がかなりハードルが高いため、FBAを活用したほうが良いでしょう。

FBAを活用することで、販売力アップが確実に見込めますし、出荷業務がなくなる分、他の業務へリソースをあてることができます。

いきなり全商品をFBAへ入れるよりは、数点に絞って少しずつ増やしていった方がいいかもしれません。

価格勝負になりますくなりますが、そこさえくぐればかなりの売れ上げが取れるでしょう!

Amazonで戦っていくためにぜひFBAを活用しましょう。

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