【2026/02/04】日経平均は427円安と反落。史上最高値更新後の「健全な調整」か、それとも?

お疲れ様です。サラリーマン投資家の「ないと」です。

本日も上司からの「急ぎの資料(という名の無茶振り)」を捌きながら、隙を見て相場をチェックしていましたが、昨日の歴史的なお祭り騒ぎが嘘のような静かな、それでいて神経を削る一日でした。理不尽な残業命令を背に受けながら、我々の自由を掴むための戦場、本日の市場を振り返ります。

目次

本日の市場概況

日経平均終値:54,293.36円(前日比 -427.30円 / -0.78%)

本日の東京市場は、前日の2,000円を超える記録的な爆騰の反動もあり、「スピード調整と利益確定売り」が先行する展開となりました。

  • 変動の理由:
    • 昨日の急騰により短期的な過熱感が意識され、当面の利益を確保しようとする売りが出やすくなっていました。
    • 米国市場において半導体関連株が軟調だった流れを受け、東京市場でも主力のハイテク銘柄に売りが波及しました。
    • 為替市場では一時的な円高進行への警戒感も、輸出関連株の買いを手控えさせる要因となりました。
  • 日中の値動き:
    • 寄り付きから前日比マイナス圏でスタート。昨日の勢いを期待した買いも一部で見られましたが、戻りは限定的でした。
    • 午後に入っても半導体関連の下落が重石となりましたが、自動車などの輸出関連銘柄が下支えに回り、大引けにかけては下げ幅をやや縮めて引けています。

寄与度・セクター分析.

指数を動かした主役たちの動向を深掘りします。


指数を押し上げた寄与度上位銘柄

本日の逆風の中でも買いが先行し、指数を下支えした銘柄群です。

ファナック (6954)

  • 影響度: 日経平均を約43円押し上げました。
  • 関連する要因: 前日の米ISM製造業景況感指数が1年ぶりに50を超えたことを受け、工作機械やロボット需要の回復期待が強まりました。景気敏感株の代表格として、製造業の底打ちを好感した買いが入っています。
  • 株探:ファナック

フジクラ (5803)

  • 影響度: 指数を約34円押し上げ、連日で最高値を更新しました。
  • 関連する要因: 生成AIの普及に伴うデータセンター向け光ファイバーの需要が爆発しており、過熱警戒感を押し退けるほどの強い押し目買い意欲が継続しています。
  • 株探:フジクラ

豊田通商 (8015)

  • 影響度: 指数を約33円押し上げました。
  • 関連する要因: 商社セクターの中でも、自動車関連のバリューチェーンの強さが再評価されています。業績の安定感に加え、高市政権の経済政策による恩恵を期待した資金が流入しました。
  • 株探:豊田通商

トヨタ自動車 (7203)

  • 影響度: 指数を約22円押し上げました。
  • 関連する要因: 為替が1ドル=156円台まで円安に進んだことが好感され、輸出主力株としての下支え機能を発揮しました。前日の爆騰から出遅れていたバリュー株物色の流れも寄与しています。
  • 株探:トヨタ自動車

指数を押し下げた寄与度下位銘柄

米国発の「AIショック」や利益確定売りの直撃を受け、指数を大きく引きずり下ろした銘柄群です。

アドバンテスト (6857)

  • 影響度: 日経平均を約148円押し下げる最大の重石となりました。
  • 関連する要因: 前日の米国市場でハイテク・半導体関連が売られた流れに加え、上場来高値更新後の達成感から強烈な利益確定売りにさらされました。
  • 株探:アドバンテスト

リクルートホールディングス (6098)

  • 影響度: 指数を約84円押し下げ、株価は10%を超える急落となりました。
  • 関連する要因: 米AIスタートアップが発表した新ツールにより「AIが既存ソフトウェアを代替する」との懸念が広がる「アンソロピック・ショック」が直撃。SaaS・ソフトウェア関連セクター全体への売り波及の象徴となりました。
  • 株探:リクルートホールディングス

イビデン (4062)

  • 影響度: 指数を約79円押し下げました。
  • 関連する要因: 4-12月期決算は好調だったものの、半導体パッケージ基板の生産能力増強に向けた大規模投資への警戒や、ハイテク株安の流れに抗えず14%超の下落を記録しました。
  • 株探:イビデン

任天堂 (7974)

  • 影響度: 指数を約37円押し下げ、株価は約11%急落しました。
  • 関連する要因: 決算で最終益が51%増と好調だったものの、AI需要増に伴う「メモリチップ(DRAM)の価格高騰と不足」が2027年まで続くとの懸念が浮上し、パニック売りを誘いました。
  • 株探:任天堂

明日に向けての好材料・悪材料

注目銘柄の裏側に迫ります。

お疲れ様です。サラリーマン投資家の「ないと」です。

本日(2026/02/04)の職場は、昨日までの歴史的なお祭り騒ぎが嘘のように静まり返り、利益確定に走る上司たちの顔色が少しばかり険しくなっていました。私はといえば、理不尽な追加資料の作成を押し付けられながら、デスクの隅で「54,000円台の攻防」を固唾を飲んで見守る一日でした。

最高値を塗り替えた翌日、市場は「健全な調整」という名の試練を突きつけてきましたが、これこそが我々社畜が資本家へと駆け上がるための絶好のチャンスです。引け後に発表された膨大な決算・材料の中から、明日の「社畜の逆襲」の鍵となる銘柄を深掘りして解説します。

明日に向けての好材料・悪材料

指数への寄与度が大きかった銘柄(アドバンテスト、TDK、ヤマハ発動機等)以外で、個別の材料が光る注目銘柄を整理しました。

1. 【好材料】山一電機 (6941)

今期経常を23%上方修正、3期ぶり最高益へ。大幅増配も発表

  • 第1階層:業績の劇的な上振れ
    • 2026年3月期の連結経常利益を、従来予想の91億円から111億円へ22.5%上方修正しました。これにより、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しです。
  • 第2階層:AI・データセンター需要の爆発
    • コネクタソリューション事業において、AIを含むデータセンター向けや基幹系通信機器向けの販売が想定を大きく上回って伸びていることが主因です。
  • 第3階層:還元姿勢の強化
    • 業績好調を受け、年間配当を従来計画の105円から132円へ大幅に引き上げました。成長分野での実利と還元の両立は、明日以降の強い買い材料となります。
  • 株探:山一電機

2. 【好材料】エムスリー (2413)

4-12月期最終が28%増益。進捗率9割超で上振れ期待大

  • 第1階層:主力のDX支援が好調維持
    • 第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は、前年同期比28.0%増の416億円と力強く着地しました。
  • 第2階層:買収効果と資産売却益の寄与
    • 製薬マーケティングや医療DXの成長に加え、M&Aによる買収効果や関連会社株式の売却益約40億円が利益を押し上げています。
  • 第3階層:通期計画達成への確信
    • 通期計画に対する進捗率はすでに92.6%に達しており、最終的な業績上振れへの期待が非常に高まっています。
  • 株探:エムスリー

3. 【好材料】三重交通グループホールディングス (3232)

今期経常を7%上方修正し最高益を上乗せ、配当も増額

  • 第1階層:3期連続の最高益更新へ
    • 2026年3月期の連結経常利益を、従来予想の90億円から96億円へ上方修正しました。これにより、3期連続での過去最高益予想をさらに積み増しています。
  • 第2階層:レジャー・サービス部門の稼働回復
    • 運輸部門に加え、レジャー・サービス部門での単価向上や稼働率の改善が収益を押し上げる要因となりました。
  • 第3階層:安定成長と還元のセット
    • 好業績を背景に年間配当を2円増額修正しており、ディフェンシブな成長株としての魅力が増しています。
  • 株探:三重交通GHD

4. 【好材料】アステラス製薬 (4503)

4-12月期経常が2.1倍増益。市場の期待を超える着地

  • 第1階層:利益の大幅な伸び
    • 本日の引け後に発表された決算で、第3四半期累計の経常利益が前年同期比で約2.1倍と、驚異的な伸びを記録しました。
  • 第2階層:主力薬のグローバル展開加速
    • 主力製品の販売が国内外で順調に推移しており、製薬セクター全体の牽引役としての期待がかかっています。
  • 第3階層:明日へのインパクト
    • 本日の「イチオシ決算」にも選ばれており、地合いが不安定な中でも資金が集中しやすい優良材料といえます。
  • 株探:アステラス製薬

5. 【悪材料】アイホン (6718)

今期経常を一転26%減益に下方修正。収益構造の悪化露呈

  • 第1階層:利益予想の暗転
    • これまで増益を見込んでいた今期経常利益を、一転して26.1%減の50億円に大幅下方修正しました。
  • 第2階層:コスト増の直撃
    • 原材料価格の高騰や人件費などの販売管理費が増加。売上の伸びがコスト増を吸収しきれない厳しい状況に陥っています。
  • 第3階層:失望売りのリスク
    • 市場が最高値圏で企業の質をシビアに選別している今、こうした「一転減益」は強い失望売りを招くリスクが高いです。
  • 株探:アイホン

ないと’s 投資判断

「ブラック企業脱出」へのアクション: 指数が最高値から反落した今こそ、企業の「稼ぐ力」が問われるフェーズです。山一電機(6941) のように、AI需要という確かな潮流に乗って最高益を出す銘柄こそ、我々の自由への切符となります。

具体的行動案:

  1. 明日の寄り付きは 山一電機(6941) の気配値を最優先でチェック。上方修正と増配のダブルパンチは、強い上昇トレンドの初動になり得ます。
  2. エムスリー(2413)アステラス(4503) は、指数が調整する場面での「避難先かつ成長先」として有効。押し目があれば冷静に拾う準備を。
  3. 一方で、アイホン(6718) のような「一転減益」銘柄は、リバウンド狙いでも数日は手出し無用。不透明なリスクは上司の無茶振りと同様、全力で回避すべきです。

重要ニュース:今日の相場を動かした3つの核心

1. 米AI関連株の「創造的破壊」懸念によるハイテク株安

市場への重要度:☆☆☆☆☆

  • ニュースの解説 昨晩の米国市場にて、アンソロピック社が発表した新型AIツールが既存のビジネスモデルを脅かすとの懸念が浮上し、アドビやセールスフォースといったソフトウェア関連株が大幅に下落しました。この「AIによる代替懸念」がナスダック指数の大幅下落を招き、日本市場でもハイテク株やソフト関連銘柄への売りを誘発しました。
  • 詳細な背景 昨日までの日本株爆騰の主役だった半導体・AI関連銘柄に対し、急速に「利益確定」の動きが広がりました。日経平均は前場に一時750円ほど下げる場面もありましたが、これはAI技術の進化がもたらす「創造的破壊」に対する市場の過敏な反応と言えます。
  • 関連リンク 会社四季報:4日の日経平均は反落、AI関連株を巡り根強い警戒感

2. 為替156円台への円安進行と「高市トレード」の継続

市場への重要度:☆☆☆☆

  • ニュースの解説 外国為替市場で円が対ドルで156円台前半まで下落し、主要10通貨に対して全面安となりました。これは、衆院選で与党優勢との報道を受け、緩和的な金融・財政政策を志向する高市早苗首相の主導権が一段と強まるとの期待(およびインフレ懸念)が背景にあります。
  • 詳細な背景 この「円売り・日本株買い」の構図は、自動車や銀行、資源関連株の下支え要因となりました。ハイテク株が売られる一方で、TOPIX(東証株価指数)がプラス圏で引けるなど、内容的には「しっかりとした押し目」を形成しており、高市政権への期待が相場の底堅さを支えています。
  • 関連リンク Yahoo!ファイナンス:衆院選控え円と債券にも売り

3. 地政学的リスク再燃による金(ゴールド)価格の急騰

市場への重要度:☆☆☆

  • ニュースの解説 中東情勢(米国とイランの緊張)の悪化を背景に、安全資産とされる金(ゴールド)の先物価格が大幅に反発し、一時1オンス=5000ドルの大台を回復しました。原油価格も上昇しており、資源関連株への買いを誘発しています。
  • 詳細な背景 株価が最高値圏で不安定な動きを見せる中、リスク回避の資金が金市場へ流入しています。地政学的リスクはインフレを誘発する要因にもなり得るため、今後の金融政策にも影響を与える可能性があります。市場の不透明感が高まる中での「有事の金買い」は、投資家がポートフォリオの防衛を意識し始めたサインと言えます。
  • 関連リンク 株探ニュース:NY金は大幅反発で4935ドル、一時5000ドル台

ニュースに関する内容のまとめ

本日の市場を総括すると、「米国発のAIショックによるハイテク株のスピード調整」と、「国内の政治的期待による円安・バリュー株の下支え」が真っ向からぶつかり合った一日でした。

日経平均は427円安と反落しましたが、これは2,000円超という歴史的暴騰の後の「極めて健全な押し」に過ぎません。むしろ、ハイテク一辺倒だった相場に、自動車や銀行といった実体経済を支えるセクターへの資金循環(ローテーション)が見られたことは、長期的な上昇トレンドを維持する上でプラス材料と言えます。

地政学的リスクやAIの進化がもたらす不確実性は残りますが、高市政権の財政拡張への期待が続く限り、日本株の下値は限定的でしょう。我々サラリーマン投資家は、こうした調整局面で焦って売るのではなく、むしろ「自由」を掴むための絶好の仕込み時として冷静に向き合うべきで

ないと’s 投資判断:ブラック企業を生き抜くために

結論

「基本は継続保有、ただし過熱したハイテク株は一部利確してキャッシュ(現金)を確保」

史上最高値を更新した直後の反落は、相場が次のステージへ進むための「深呼吸」です。焦って全てを売り払う必要はありませんが、今は全力で買い向かうよりも、余力を残して嵐が過ぎるのを待つのが賢明です。

判断の理由

  • 急騰後のスピード調整: 前日に2,000円超という記録的な暴騰を演じた反動で、目先の利益を確保しようとする売りが出やすい水準でした。
  • 米国市場のハイテク株安: 昨晩の米国市場でAIが既存のソフトサービスを代替するとの懸念が広がり、ナスダックが下落。これが日本の半導体・ハイテク株にも売りを波及させました。
  • 二極化する個別材料: 全体は下げていても、好決算を出した銘柄や円安メリットのある自動車株などは買われており、相場自体の「買う意欲」は依然として強力です。

今後の具体的アクション

  • 逆指値の再点検: 今日の下げで含み益が削られた銘柄に対し、自分が許容できる損失ライン(逆指値)を改めて確認してください。感情でホールドし続けるのはブラック企業の残業と同じく「報われない苦労」です。
  • 「本物」の業績銘柄へのシフト: 今回の決算発表で強い数字と還元姿勢を示した銘柄をリストアップしましょう。指数が調整する場面で、こうした「実利」のある銘柄へ資金を移すのが社畜流の守りの投資です。
  • キャッシュポジションの維持: 明日以降、5万4000円のラインを明確に守りきれるかを確認するまで、資金の2〜3割は現金として温存し、不測の事態に備えてください。

まとめ:最高値圏の「深呼吸」を味方につけろ

本日の日経平均株価は54,293.36円(前日比-427.30円)と、歴史的爆騰の後に訪れた「健全な調整」の一日となりました。昨日の2,000円超というお祭り騒ぎの後に、この程度の下げで踏みとどまったことは、むしろ日本株の底力の強さを証明しています。

本日の分析で浮き彫りになった、自由への羅針盤は以下の3点です。

  • 「AI選別」の始まり: 米国発のソフト株安は、AIを「使いこなす企業」と「食われる企業」の選別が始まったサインです。
  • バリュー株への資金循環: ハイテクが休む中、トヨタなどの輸出株や銀行株が指数を支える「健全なローテーション」が起きています。
  • 決算という「事実」の重み: 地合いに関わらず、山一電機(6941)アステラス(4503) のように、数字で語る銘柄には確実に資金が戻ってきます。

ブラック企業の理不尽な労働に耐えながら、私たちは一歩ずつ、確実に資本家への階段を登っています。最高値を更新した昨日があるからこそ、今日の調整が「絶好の仕込み時」に見える。その視点を持てた時点で、あなたはもう勝者への道を歩んでいます。

投資は自己責任。しかし、孤独な戦いではありません。明日もこの戦場で、冷静に、そして牙を研いで待ち構えましょう。

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