目次
1. 選んだ理由:なぜ今、良品計画なのか?
プロの投資家、そしてブラック企業の荒波に揉まれるサラリーマン投資家、「みとないと」です。
本日、私が「良品計画(7453)」を分析対象に選んだ理由は、ズバリ「圧倒的な稼ぐ力の復活」が証明されたからです。2026年1月14日に発表された第1四半期決算。これが凄まじかった。営業利益は前年同期比で約30%増。
国内の既存店売上が好調なだけでなく、中国大陸を中心とした海外事業が爆発的に伸びています。
さらに、トランプ政権の関税リスクや円高局面など、マクロ環境が激変する中で、海外生産・海外販売のポートフォリオがどう機能するか。今、最も「冷静な分析」が必要な銘柄だからです。
2. ファンダメンタル分析(企業の健康診断)
まずは、最新の数字から「内臓」の状態を見ていきましょう。
| 指標 | 数値(2026/01/23時点) | 判定 |
| 株価 | 3,034.0円 | – |
| PER(株価収益率) | 30.4倍 | やや割高 |
| PBR(株価純資産倍率) | 4.39倍 | 高め(成長期待) |
| 配当利回り | 0.92% | 物足りない |
🔍 判定と深掘り
- 割安度: PER30倍超えは、過去の平均や小売セクター平均と比較しても「安くはない」水準です。しかし、直近1Qの純利益進捗率が39.3%(通期計画560億円に対し220億円)と異常に高いため、実質的なPERはもっと低い(=割安)と市場は見始めています。
- 稼ぐ力: 売上高営業利益率は12.4%に達しました。特に海外事業の利益上振れが大きく、質疑応答資料によれば、会社計画から約50億円も上振れて着地しています。
- 還元姿勢: 2026年8月期の配当は28円予想。利回りは低いですが、利益がこれだけ上振れれば、期末の「増配」や、余剰資金による「自社株買い」の期待値は極めて高いと言えます。
3. テクニカル・チャート分析(戦場図の解読)
現在のチャートは、決算後の熱狂が一旦落ち着いた「押し目」の局面です。
- 株価位置: 決算直後の窓を開けた上昇後、3,200円付近で頭を抑えられ、現在は25日移動平均線付近まで調整が入っています。3,000円の大台が心理的かつテクニカルな**支持線(サポートライン)として機能するかが焦点です。
- MACD: ゴールデンクロス後に上昇しましたが、直近ではシグナル線と重なり、デッドクロス(下落の予兆)**の兆候が見えます。ここで粘れるかが勝負。
- RSI: 現在は50前後。決算直後の「買われすぎ(70以上)」から完全にクールダウンしました。過熱感はなく、次の一手を打つにはちょうど良い温度感です。
4. みとないと’s 未来予測(脱出へのシナリオ)
我々社畜投資家が勝つための、上と下のシナリオを提示します。
🚀 強気シナリオ(上昇の条件)
- 条件: 2月の月次売上が前年比105%超を維持し、通期上方修正への確信が深まること。
- 目標株価: 3,500円(2025年高値圏の奪還)
- 根拠: 中国大陸のマーケティング効果が持続し、東南アジアの旗艦店が成功すれば、PER35倍までは許容されます。
💀 弱気シナリオ(リスク要因)
- 条件: 急激な円高による海外利益の目減り、および中国の消費減退。
- 損切りライン: 2,800円(窓埋め完了後に反発できない場合)
- 根拠: 為替感応度が高いため、1ドル140円台に突入すると利益計画に影を落とします。
5. まとめと具体的アクション
「ないと」さん、結論を言います。
今の良品計画は、「絶好の打診買いチャンス」です。
PERは高く見えますが、中身(利益の質)が劇的に良くなっています。3,000円付近での調整は、機関投資家の利確売りを個人が拾う絶好の場所。一気に買うのではなく、まずは資金の半分を投入し、3月の中間決算に向けてホールドする戦略が有効です。
🛡️ 最後に読者へ
会社で理不尽に耐え、すり減っているあなた。そのストレスを、ただの愚痴で終わらせるか、優良企業の株に変えるか。その差が10年後の自由を決めます。無印良品のシンプルな服のように、我々の投資も「本質」だけを見つめていきましょう。
「大丈夫、自由への切符は、正しい分析の先に必ずある!」


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