ブラック企業という名の「現代の牢獄」で、理不尽な上司からの「これ、お前の責任だよな?」という詰めを華麗にスルーしながら、投資という名の「脱出用トンネル」を掘り続けているサラリーマン投資家、「みとないと」です。
本日も地獄のような激務、本当にお疲れ様です!私も今、デスクに積み上がった「今日中に終わるわけがない資料」を横目に、マーケットの熱気を肌で感じながらこの記事を書いています。会社でどれだけ精神を削られても、証券口座の数字が自由への距離を縮めてくれる。それだけが、我々の救いですね。
それでは、厳しい展開が続く本日(2026年1月21日)の日本株式市場を振り返りましょう。
1. 本日の市場概況

昨日に続き、本日も東京市場は冷たい風が吹き抜ける展開となりました。
- 日経平均終値:52,821.29円(前日比 -169.81円 / -0.32%)
- 市場が動いた理由: 最大の要因は、昨晩の米国市場で「マグニフィセント7」などの主要ハイテク株が大幅に売られたことです。トランプ次期政権による欧州への追加関税示唆を受け、米欧の貿易摩擦リスクが再燃。これを受けてリスクオフの姿勢が強まり、東京市場でも朝方から売りが先行しました。 また、国内では長期金利の上昇が止まらず、バリュエーションの高いハイテク銘柄の重石となっています。さらに1月23日の衆院解散を控え、政局の不透明感から積極的な買いが手控えられた形です。
2. 寄与度・セクター分析:明暗分かれる「金利」と「政策」

【寄与度上位:逆境で輝く半導体リバウンド】
地合いが悪い中でも、米ハイテク高の流れを汲んだ一部の銘柄が指数を支えました。
- アドバンテスト (6857):+76.21円(+1.33%)
- 投資家目線:本日の「守護神」です。連日の下落で値頃感が出たところへ、米ハイテク株の底堅さが買い安心感を与えました。
- フジクラ (5803):+35.10円(+6.22%)
- 投資家目線:データセンター需要を背景に、非鉄金属セクターが値上がり率上位に入っています。まさに「国策」に近い強さです。
- ソフトバンクグループ (9984):+19.25円(+0.62%)
- 投資家目線:貿易摩擦リスクの中でも、傘下の投資先の価値再評価などが支えとなりました。
【寄与度下位:期待が剥落した「政策期待株」】
昨日まで強かった銘柄が、一転して利益確定売りの餌食となっています。
- ファーストリテイリング (9983):-67.39円(-1.33%)
- 投資家目線:1銘柄で約77円分(前引け時点)も指数を押し下げる「ブレーキ」となりました。
- リクルートホールディングス (6098):-32.09円(-3.65%)
- 投資家目線:サービス業セクターは値下がり率上位に沈んでいます。景気敏感株への不透明感が意識されました。
- コナミグループ (9766):-23.57円(-3.29%)
- 投資家目線:昨日までの好調セクターから資金が抜け、リスク回避の動きが鮮明です。
3. 個別株の動向:荒波の中の「一点突破」
本日の個別株動向は、日経平均が5営業日続落 という厳しい地合いの中で、「需給の強さ」と「材料の鮮度」が明暗を分ける展開となりました。
🚀 注目の急騰・高値更新銘柄
- フジクラ (5803):現在値 17,930円(前日比 +6.22%)
- 要因:本日、寄与度上位の第2位に躍り出ました。世界的なAIデータセンター増設に伴う超多対光ファイバケーブルの需要増が改めて意識されています。全体相場が冷え込む中、業績の裏付けがある「最強のテーマ株」として資金が集中しました。
- アドバンテスト (6857):現在値 21,770円(前日比 +1.33%)
- 要因:本日の日経平均を**+76.21円押し上げた最大のプラス寄与銘柄**です。連日の急落で自律反発を狙った押し目買いが入ったほか、米ハイテク株の底堅さが買い安心感に繋がりました。
- 荏原製作所 (6361):現在値 5,052円(前日比 +6.27%)
- 要因:半導体研磨装置(CMP装置)の好調や、中長期的なデータセンター向け冷却システムの成長期待が再評価されました。
⚠️ 注意が必要な銘柄(急落・警戒)
- ベイカレント・コンサルティング (6532):現在値 6,246円(前日比 -6.64%)
- 要因:本日、下落率が目立ちました。金利上昇局面では、高PERなコンサル・ITサービス銘柄はバリュエーション調整(売り)を受けやすい傾向にあります。
- リクルートホールディングス (6098):現在値 8,453円(前日比 -3.65%)
- 要因:寄与度下位の第2位となり、指数を**-32.09円押し下げ**ました。米欧の貿易摩擦リスクから世界的な景気減速が懸念され、景気敏感な人材サービスセクターが売られる格好となりました。
- ファーストリテイリング (9983):現在値 62,170円(前日比 -1.33%)
- 要因:寄与度下位の筆頭で、-67.39円のマイナス寄与となりました。指数寄与度が極めて高いため、全体相場のリスクオフ(回避)の流れを真っ向から受けた形です。
4. 重要ニュース:今日の相場を揺らした3大核心
1. 米欧貿易摩擦リスクが再燃:トランプ関税砲の衝撃波
トランプ次期政権が欧州8カ国に対して「10%の追加関税」を課すと示唆したことが、世界的なリスクオフ(回避)を招いています。
- 詳細: グリーンランド領有問題を背景としたこの対立は、前日の米国市場で「マグニフィセント7」などの主要ハイテク株を直撃しました。日本市場でもトヨタ自動車やソニー、リクルートといった景気敏感・グローバル展開企業への売り圧力として波及しています。
- 投資家への影響: 輸出企業にとって「関税」は利益を直接削る毒です。当面は米欧の政治的駆け引きに振り回される展開を覚悟する必要があります。 関連記事:米欧貿易懸念が再燃(OANDA)
2. 「金利上昇」が止まらない:グロース株への厳しい逆風
国内の長期金利が上昇傾向を強めており、高PER(株価収益率)な成長株には厳しい環境が続いています。
- 詳細: 衆院選に向けた「バラマキ」的な積極財政への懸念が、国債売り(金利上昇)を誘っています。金利が上がると、将来の成長を期待して買われるハイテク株の理論株価が下がるため、本日のキーエンスやサンリオ、ベイカレントといった銘柄の軟調さに繋がりました。
- 投資家への影響: これまでの「ハイテク一本足打法」では勝てない相場です。一方で、銀行セクターにとっては利ざや拡大の期待値が上がるため、セクター選別の重要性が増しています。 関連記事:今年の日本株をけん引するセクター(NEXT FUNDS)
3. 野村証券が強気の2026年予測を発表:短期的な嵐の先の「光」
足元の5日続落とは対照的に、野村証券が2026年末の日経平均予想を56,000円に引き上げるというニュースが伝わりました。
- 詳細: 高市政権が検討している「食品等の消費税ゼロ」や積極的な半導体支援策が、中長期的に日本企業のEPS(1株当たり利益)を押し上げると分析されています。本日の相場でも、フジクラ(+6.22%)やアドバンテスト(+1.33%)が逆行高を見せたのは、こうした「中長期の成長シナリオ」を信じる買いが入っている証拠です。
- 投資家への影響: 短期的な急落は、優良株を安く仕込む「絶好の買い場」になる可能性があります。プロの視点は常に、今の嵐ではなく「半年後の晴天」を見ています。 関連記事:日経平均株価予想、56,000円に引き上げ(野村)
5. みとないと’s 投資判断:ブラック企業を生き抜くために
ブラック企業を脱出するために、今私たちが意識すべきことはこれです。
- アドバイス: 「指数のマイナスに心まで売るな」です。日経平均が5日続落しても、業績が伸びている建設・資材や銀行セクターにはしっかり芯が入っています。ブラック企業で磨かれた「理不尽への耐性」を、今は「含み損への耐性」に変換し、安易な狼狽売りを避けましょう。
- 明日の予測と具体的アクション: 明日は23日の解散を控え、ポジション調整の売りが一段落するかどうかが焦点です。 【アクション】:今夜は上司の説教を右から左へ受け流しつつ、ポートフォリオの「内需・建設・銀行」比率を確認してください。野村証券も注目する「食品消費税ゼロ」関連銘柄(イオンなど)の押し目を拾う準備を。
まとめ
一日の終わりに資産が少し減っているのを見るのは、サービス残業をするより辛いかもしれません。しかし、相場が大きく動く時こそ、我々サラリーマン投資家が「自由」を掴むためのチャンスが生まれます。
今日、職場でどんなに理不尽な扱いを受け、プライドを傷つけられたとしても、あなたの投資口座は「自由」への階段を確実に登っています。牙を研ぎ、冷静に、虎視眈々と反撃のチャンスを狙いましょう。
明日も、戦場で会いましょう!


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