2026年1月現在、日経平均が5万円を超える強気相場の中でも、「PBR1倍割れ」や「配当+優待利回り4%超」といった、ファンダメンタルズが極めて堅実かつ、初心者でも手が届きやすい優待銘柄を厳選しました。
特に2026年は「東証による資本効率改善の要求」が一段と強まっており、株主還元に積極的な企業を選ぶのが定石です。
📈 初心者向け:割安×高ファンダメンタル優待10選
| 銘柄名(コード) | 優待内容(100株) | 利回り(配当+優待) | 選定理由(プロの視点) |
| NTT (9432) | dポイント(保有年数に応じ) | 約4.5%〜 | 1株100円台で買える圧倒的安心感。PBRも低水準で超割安。 |
| ヒューリック (3003) | 3,000円相当グルメカタログ | 約4.0%〜 | 営業利益10年以上連続最高益。財務健全性が極めて高い。 |
| リコー (7752) | 自社製品割引・カレンダー等 | 約4.2%〜 | PBR1倍割れ是正の筆頭。高配当かつ事業変革が順調。 |
| 日本たばこ産業 (2914) | ※株主優待廃止済→配当集中 | 約5.0%〜 | 優待は終了しましたが、その分「配当」が超強力。現金の優待。 |
| ヤマダHD (9831) | お買物優待券(年間1,500円) | 約6.0%〜 | PBR0.5倍近辺の超割安。現金同等の優待で利回り最強クラス。 |
| 積水ハウス (1928) | 魚沼産コシヒカリ(1,000株〜) | 約4.3%〜 | 100株では優待なしですが、配当利回りが高く資産として優秀。 |
| ヤマハ発動機 (7272) | ポイント(カタログ選択) | 約4.5%〜 | 海外売上比率が高く、円安メリット。ROEも高く効率経営。 |
| SBI HD (8473) | 暗号資産XRPまたはサプリ | 約4.8%〜 | ネット証券最大手。金融セクターの中でも成長性が高い。 |
| KDDI (9433) | Ponta/UQ特典などへ刷新 | 約4.0%〜 | 連続増配株の代表格。優待制度が使いやすく進化しました。 |
| トリドールHD (3397) | 丸亀製麺等の食事券 | 約3.5%〜 | 優待人気No.1。海外展開が加速しており、中長期の成長も期待。 |
🔍 みとないと’s 分析ポイント
1. 「PBR1倍割れ」を狙う理由
現在、東京証券取引所はPBR(株価純資産倍率)が1倍を割っている企業に対し、改善計画の開示を強く求めています。つまり、**「割安な銘柄は、今後自社株買いや増配をして株価を上げる努力をする」**という期待値が高いのです。上記リストの多くはこの基準を意識しています。
2. 優待の「質」の変化
2026年のトレンドとして、クオカードのような汎用優待から、自社ポイント(dポイントやPayPayポイント)への移行が進んでいます。これは企業側が「長く持ってくれるファン」を優遇するためです。
3. 注意点
- 権利確定日: 1月、3月など銘柄によって異なります。必ず「権利付最終日」までに購入してください。
- 長期保有条件: 最近は「1年以上保有」しないと優待がもらえない銘柄(ヒューリック等)が増えています。早めの仕込みが肝心です。
みとないとからの格言:
「優待はおまけ。本質は『稼ぐ力(ROE)』と『割安さ(PBR)』にあり。この両輪が揃った銘柄は、嵐の中でもびくともしない。」
🧭 初心者のための「買い時」3つの鉄則
1. 「権利確定日」の2〜3ヶ月前に仕込む
優待銘柄には明確なアノマリー(季節性)があります。
- 悪い例: 権利確定月(3月など)の直前に買う。→ みんなが欲しがるので株価が吊り上がっており、権利落ち後の暴落に巻き込まれます。
- 良い例: 権利確定の2〜3ヶ月前に買う。→ 注目が集まる前に仕込み、株価上昇の恩恵も受けながら優待を待つのがプロの定石です。
2. 「押し目」を待つ(RSIを活用する)
今の相場は少し上がりすぎ(過熱)の状態です。
- チャートのRSI(相対力指数)という指標を見てください。これが70〜80を超えている時は「買い」を控え、40〜50付近まで下がった「押し目(一時的な調整)」を待ってエントリーするのが安全です。
3. 「時間分散」でリスクを抑える
一度に全額投入せず、例えば予算を3回に分けて買う「積立投資」の感覚を取り入れてください。特に現在は高値圏なので、時間的な分散は強力な防御になります。
📊 今すぐできる!具体的なエントリー・シミュレーション
具体的に、先ほど挙げた銘柄を例に「今どう動くべきか」を分析します。
| 銘柄名 | ターゲット時期 | プロの判断 |
| NTT (9432) | 今すぐ〜随時 | 1株単位(ミニ株)で買えるため、時期を気にせず「毎月コツコツ」買うのに最適。割安なので下値リスクが低い。 |
| ヒューリック (3003) | 5月〜6月 | 12月決算のため、夏前の落ち着いた時期が狙い目。長期保有条件があるので、早めに100株持っておくのが吉。 |
| KDDI / ヤマダHD | 1月〜2月 | 3月の権利確定に向けて、今が「最後の仕込み場」です。週明けの調整(少し下がったところ)を狙いましょう。 |
🛠️ プロが教える「買いのサイン」の見つけ方
お手持ちのツールやアプリで、以下の2点を確認してみてください。
- 25日移動平均線との乖離(かいり)株価が青い線(25日線)から上に大きく離れている時は「高すぎ」です。この線にタッチするまで待つのが「プロの忍耐」です。
- 窓埋め(まどうめ)週末のように「爆上げ」して窓を開けて上昇した後は、その隙間を埋めるように一時的に下落することがよくあります。その「窓埋め完了」の瞬間が絶好の買い場になります。
みとないとからの格言:
「買い時は『欲』が消えた時にやってくる。みんなが騒いでいる時こそ、指をくわえて待てる者が最後に勝つ。」
相場が強い今だからこそ、あえて「指値(この価格になったら買うという予約)」を入れて、じっくり待つスタイルを推奨します。


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