皆様、今週もお疲れ様です。サラリーマン投資家の「ないと」です。
今夜も22時を過ぎましたが、ようやく会社を出ることができました。理不尽な上司からの「この数字、明日までに何とかしておいて」という無慈悲な修正指示、終わりの見えない残業……。削られた精神を癒やしてくれるのは、画面の向こうで輝く日経平均の数字だけです。私たちが社畜という牢獄から脱出するための「自由への種」を育てるため、今日も冷静に相場を斬っていきましょう。
本日2026年2月6日の東京株式市場は、まさに歴史的な一日となりました。日経平均株価は前日の終値を大きく上回り、史上最高値圏での推移を確固たるものにしています。米国のハイテク銘柄への不信感から始まった資金の流出が、巡り巡って日本の優良株と実物資産へと流れ込む「大転換」が起きています。この荒波をどう乗りこなし、資産を守り抜くべきか。本日の市場概況を詳しく解説します。
本日の市場概況
日経平均終値
54,253.68円(前日比 +435.64円 / +0.81%)
日中の値動き
- 寄り付き: 53,435.37円と、前日の勢いを引き継いで堅調にスタート。
- 午前中: 一時は52,950.15円まで押し戻される場面もありましたが、ここが絶好の押し目(一時的な下落局面)となりました。
- 午後: 大引けにかけて買いが加速。本日最高値の54,253.68円で取引を終える「高値引け」の非常に強い形となりました。

本日の値動きは、まさに投資家の心理が「恐怖」から「確信」へと変わるプロセスを映し出していました。
1. 寄り付き直後の「冷や水」
市場は53,435.37円で取引を開始しましたが、直後の09:16には52,950.15円まで急落する場面がありました。これは、先行きの不透明感から一時的な利益確定売りが先行した「理不尽な下げ」と言えます。
2. 前場からの「買い戻し」
安値を付けた後は、すぐに押し目買い(安くなったところを買う動き)が入り、一気にプラス圏へ浮上しました。2026年1月30日のマイクロソフト(MSFT)の暴落以降、投資家の資金が「AIへの期待」から、実体のある日本の優良株へとシフトしていることがこの粘り強さの背景にあります 。
3. 午後の「一本調子の上昇」と高値引け
午後の取引に入ると、株価は迷いなく上値を追い続けました。大引け(15:30)に本日最高値の54,253.68円を付ける、いわゆる「高値引け」の非常に強い形となりました。これは、週明け以降もさらなる上昇を期待させる、非常にポジティブなサインです。
市場が動いた理由
本日の爆騰の背景には、複数の要因が複雑に絡み合っています。
- ハイテク不信からの「質への逃避」 2026年1月30日にマイクロソフト(MSFT)が時価総額約54兆円を消失させた「MSFTショック」以降、投資家は肥大化したAI投資への疑念を強めています 。実体のない期待値から、確実なキャッシュフローを生む日本の製造業や「実物資産」である金へと資金がシフトしており、その流れが本日の日本株を押し上げました 。
- 為替の円安安定 米国の経済指標が強く、ドルが底堅い動きを見せたことで、輸出企業への業績上振れ期待が継続しました 。
- テクニカル的な節目突破 チャート上では、長らく抵抗線となっていた5万4,000円の壁を明確に上放れしました。MACD(移動平均収束拡散手法)も強気圏を維持しており、上昇トレンドが継続していることを示唆しています。
寄与度・セクター分析

本日の指数を動かした主役たちを整理します。
指数を押し上げた寄与度上位銘柄
本日の日経平均を400円以上押し上げた主役は、時価総額が大きく、かつ「実物資産」に近い確かな技術力を持つハイテク・製造業セクターでした。
東京エレクトロン(8035)
本日の寄与度1位は、半導体製造装置の巨頭である東京エレクトロンです。
指数を104.29円押し上げました。
米国市場でのハイテク株への疑念が渦巻く中、同社が持つ「製造装置」という物理的な実体を持つ強みが再評価されています 。
AI投資のリターンが精査されるフェーズにおいて、最先端の製造インフラを握る同社の立ち位置は、まさに投資家が求める「避難先」の一つとなっています。
東京エレクトロン(8035)株探リンク
アドバンテスト(6857)
半導体検査装置のアドバンテストは、寄与度+74.87円で2位にランクインしました。
生成AI向け半導体の検査需要は、一時的なブームを越えて実需のフェーズに入っています。
MSFTショックによる「実体のない期待」への失望売りが、アドバンテストのような「不可欠なハードウェア」への買い戻しを誘発した形です 。
アドバンテスト(6857)株探リンク
ソフトバンクグループ(9984)
寄与度+69.79円と、上位3銘柄で指数の半分近くを押し上げました。
傘下の投資ファンドが保有するAI関連株の下落は懸念材料ですが、市場全体が5万4,000円の節目を突破する中、指数の「顔」としての買いが入りました。
ソフトバンクグループ(9984)株探リンク
味の素(2802)
食料品セクターから唯一上位に食い込み、寄与度は+32.36円、株価は前日比13.39%増という驚異的な伸びを見せました。
不安定な相場環境下で、安定した収益とブランド力を持つディフェンシブな性格が評価されたほか、独自の半導体絶縁材料(ABF)への期待も、ハイテク株高の流れと合致しました。
味の素(2802)株探リンク
ソニーグループ(6758)
寄与度+26.57円を記録。
エンターテインメントからイメージセンサーまで幅広い事業ポートフォリオを持つ同社は、特定の国や業界の信用に依存しない「実力のある日本株」として、グローバルな資金の受け皿となっています。
ソニーグループ(6758)株探リンク
フジクラ(5803)
寄与度+24.73円。
データセンター向けの光ファイバー需要が、AIの「中身」ではなく「インフラ」への投資として評価されており、力強い上昇を見せています。
フジクラ(5803)株探リンク
バンダイナムコホールディングス(7832)
寄与度+18.85円。 IP(知的財産)という形のない、しかし確実な価値を持つ資産への回帰が強まっています。
バンダイナムコホールディングス(7832)株探リンク
指数を押し下げた寄与度下位銘柄
一方で、市場の熱狂から取り残され、指数を押し下げる要因となった銘柄も存在します。これらは利益確定売りや、セクター固有の要因が影響しています。
中外製薬(4519)
本日、最も指数を押し下げたのは中外製薬で、寄与度は-51.84円でした。
前日までの堅調な動きに対する利益確定売りが、ハイテク株への資金シフトと入れ替わる形で発生しました。
ディフェンシブ株から成長株への、一時的な資金の循環が起きています。
中外製薬(4519)株探リンク
コナミグループ(9766)
寄与度-30.58円。
決算後の急騰に対する過熱感が意識され、本日は一転して売りが優勢となりました。
コナミグループ(9766)株探リンク
キッコーマン(2801)
寄与度-18.97円。株価は前日比-7.50%と大きく売られました。
味の素が買われる一方で、同じ食料品セクター内での選別が厳しくなっており、需給の悪化が表面化しています。
キッコーマン(2801)株探リンク
日東電工(6988)
寄与度-15.71円。
ハイテク株全般が強い中で、同社は利益確定の波に抗えず、指数に対してマイナスの影響を与えました。
日東電工(6988)株探リンク
信越化学工業(4063)
寄与度-12.53円。
半導体素材の王者でありながら、本日は製造装置株(東京エレクトロン等)に資金が集中した反動で、小幅な調整となりました。
信越化学工業(4063)株探リンク
ピックアップニュース
1. 日経平均が史上最高値を更新。衆院選への思惑と「高値引け」の衝撃
本日2026年2月6日の日経平均株価は、前日比435.64円高の54,253.68円で取引を終えました。朝方の寄り付き直後には、52,950円まで売られる場面もありましたが、そこから力強く買い戻され、一気に5万4,000円を突破しています。
この爆騰の裏側には、「衆議院選挙(衆院選)」への期待感があります。一般的に選挙前は株価が上がりやすいという「選挙アニマリエ」に加え、政府の新たな経済対策への期待が投資家の背中を押しました。大引けにかけて一段高となる「高値引け」を記録したことは、来週以降のさらなる上昇を予感させる非常にポジティブなサインです。
- 重要度: ☆☆☆☆☆
- 関連リンク: [6日]衆院選への思惑が相場を押し上げ、日経平均は高値引け | QUICK Money World
2. 日銀・増審議委員が「次回利上げ」に言及。円相場の底堅さが日本株を支える
本日、日本銀行の増一行(ますかずゆき)審議委員が愛媛県での記者会見に出席し、今後の金融政策について発言しました。増委員は、次回の利上げタイミングについて「その時々の経済・物価の状況を見ながら適切に判断する」と述べ、性急な利上げを否定しつつも、正常化への歩みを止めていないことを示唆しました。
この発言を受けて、為替市場では円が底堅く推移しています。通常、円高は株安の要因とされますが、現在の日本市場は「金利がある世界」への適応を進めており、銀行株などを中心に「利ざや改善期待」の買いが入るなど、市場全体の底上げに寄与しています。
- 重要度: ☆☆☆☆
- 関連リンク: 日銀の増委員、次回利上げ「その時々の状況をみながら適切に」 | QUICK Money World
3. 米・イラン緊張再燃。地政学リスクが「実物資産」へのシフトを加速
国際情勢にも大きな動きがありました。米国政府が核協議を前にイランに対して厳しい警告を発したことで、中東情勢の緊張が再び高まっています。このニュースは暗号資産市場に冷や水を浴びせ、ビットコイン(BTC)は一時6万5,000ドルの重要なサポートラインを割り込みました。
こうした地政学リスクの高まりは、投資家を「実体のない期待」から「確実な価値」へと向かわせます。2026年1月30日のマイクロソフト(MSFT)暴落に端を発したハイテク不信も相まって、資金は金(ゴールド)や、確かな技術力を持つ日本の製造業へと流れ込んでいます。不安定な情勢こそ、金のような「無国籍通貨」の価値が輝く局面です。
- 重要度: ☆☆☆
- 関連リンク: 米・イラン緊張再燃、核協議を前に仮想通貨市場へさらなる圧力 | Crypto Trillion
今日のニュースに関するまとめ
本日の市場は、「国内の政治イベント(選挙)」への期待が、「国際的な地政学リスク(米・イラン)」の不安を上回る形で幕を閉じました。
日経平均が5万4,000円という歴史的な壁を突破した事実は、私たちの資産形成において大きな意味を持ちます。しかし、浮かれてばかりはいられません。暗号資産の急落やハイテク株の調整は、市場が常に「リスク」に敏感であることを示しています。
ブラック企業という理不尽な環境で働く私たちがすべきことは、目先の利益に踊らされることではなく、金(ゴールド)のような「資産を守る盾」をポートフォリオに組み込みつつ、力強い上昇トレンドに乗る日本株をしっかりとホールドすることです。
「給料は我慢料、金は自由の盾、株は脱出への翼!」
明日もまた理不尽な日常が始まるかもしれませんが、私たちの資産は確実に「自由」への階段を登っています。自分を信じて、共に歩み続けましょう。
ないと’s 投資判断
今夜も残業代が出るのかも怪しい暗いオフィスで、画面を凝視している同志の皆様。本当にお疲れ様です。理不尽な上司に頭を下げ、心身を削って手にしたその「我慢料」を、私たちは一円たりとも無駄にはできません。
本日、日経平均は5万4,000円という未知の領域に足を踏み入れました。この歴史的な局面で、私たちが取るべき「生存戦略」を断定的に伝えます。
結論:強気の「押し目買い」継続。ただし、一点突破は厳禁だ。
現在の日本市場は、単なるバブルではなく、明確な「資金の避難先」として選ばれています。短期的な調整(一時的な下落)はあっても、中長期的にはまだ上値があると判断します。
その理由
- 圧倒的なテクニカルの強さ:本日、日経平均は「高値引け(その日の最高値で終わること)」という、来週への期待を強く残す形で引けました。MACDも強気トレンドを維持しており、上昇のエネルギーはまだ枯渇していません。
- 実力主義への回帰:1月30日の「MSFTショック」で時価総額約54兆円が消失したことで、投資家の目は「実体のない期待」から、確かなキャッシュフローを生む日本の製造業や「金」へと向けられています。
- 国策という追い風:衆議院選挙への思惑が相場の下支えとなっており、政策期待が剥落するまでは「買い」の圧力が続きやすい地合いです。
今後の具体的アクション
ブラック企業という牢獄から最短で脱出するために、明日から以下の3点を徹底してください。
- 「金の盾」をポートフォリオの10%組み込む:地政学リスクやハイテク不信が続く中、2026年後半に1オンス5,000ドルから6,000ドルへの到達が予測される「金」は、あなたの資産を守る最強の盾になります。
- 朝の「理不尽な下げ」をチャンスに変える:本日9時台に見られた53,000円割れのような局面は、パニック売りではなく「絶好の仕込み時」です。指値(買う価格を決めておくこと)を低めに置いて、淡々と拾いましょう。
- 「累進配当銘柄」を主軸に据える:三菱UFJのように、利益成長に合わせて配当を増やし続ける企業を積み上げてください。株価の変動に一喜一憂せず、労働以外から得られる「第2の給料」を太くすることが、精神的安定に直結します。
まとめ:2026年2月6日、私たちは「自由」に一歩近づいた
今週もお疲れ様でした。理不尽な上司の小言や、終わりの見えないタスクの山を潜り抜け、ようやく辿り着いた週末。その戦利品として、私たちの前には日経平均5万4,000円突破という、歴史的な景色が広がっています。
本日の相場を振り返り、明日からの希望に変えるためのポイントを整理します。
本日の振り返りポイント
実物資産へのシフト: 2026年1月の「MSFTショック」以降、投資家は「目に見えない期待」から、日本株や金(ゴールド)といった「実体のある価値」へ資金を移しています。
歴史的な高値引け: 日経平均は寄り付きの不安を跳ね返し、本日最高値の54,253.68円で取引を終えました。これは、投資家の「もっと買いたい」という強い意志の現れです。
選別相場の加速: 指数全体が上がる中で、アドバンテストや東京エレクトロンといった「実力派」が買われる一方、中外製薬のように売られる銘柄もありました。何でも上がる時期は終わり、稼ぐ力のある企業が選ばれるフェーズに入っています。


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