【2026/01/31】日経5万3000円攻防戦。社畜が生き残るための「選別相場」一週間まとめ

挨拶

皆様、今週もお疲れ様です。サラリーマン投資家の「ないと」です。

今週も理不尽な上司からの「この資料、明日までに修正しておいて」という無慈悲な一言や、終わりの見えない残業を耐え抜いた自分をまずは褒めてあげましょう。私も今、深夜のオフィスでこの原稿を書いていますが、画面の向こうで動く株価だけが、私たちが社畜という牢獄から脱出するための唯一の希望です。過酷な労働で削られた精神を、冷静な分析と投資の利益で癒やしていきましょう。

2026年1月最終週の日本市場は、まさに決算発表がもたらす天国と地獄を地で行く展開となりました。史上最高値圏での推移が続く中、期待値が極限まで高まった半導体セクターへの利益確定売りと、圧倒的な実力を見せた内需・ゲームセクターへの資金流入が鮮明になっています。私たちが社畜を卒業するための「自由への種」をどこに植えるべきか、今週の激動を徹底的に振り返ります。

目次

今週の相場サマリー

今週を一言で表すなら、まさに**「決算期待の剥落とクオリティ株への選別週」**でした。

  • 週初と週末の比較
    • 日経平均株価:週初26日の始値53,434.73円に対し、30日(金)の終値は53,322.85円となりました。
    • 週間の値動き:一時は53,590.24円の高値を付けましたが、週末にかけて利益確定売りに押され、週間では小幅な調整となりました。
    • 市場の雰囲気:アドバンテストなどの主力半導体株が好決算発表後に急落する「材料出尽くし」の動きが指数を重くしました。

大きく上昇した銘柄、セクター

圧倒的な業績と還元姿勢を見せた銘柄に、迷いのない資金が流入しました。

コナミグループ(9766)

  • 株価比較:現在値 22,470円(前日比 +8.08%
  • 上昇要因:第3四半期の好決算に加え、大幅な増配修正を発表したことが強烈な買い材料となりました。ゲーム事業の収益性の高さが再評価されています。

中外製薬(4519)

  • 株価比較:現在値 8,801円(前日比 +5.92%
  • 上昇要因:不安定な相場環境下で、業績の安定感があるディフェンシブな大型株として資金が避難。セクターを越えた買いが入りました。

信越化学工業(4063)

  • 株価比較:現在値 5,129円(前日比 +4.50%
  • 上昇要因:半導体材料の需要回復期待が根強く、製造装置株が売られる中で「素材」側の強さが際立つ形となりました。

苦戦した銘柄(半導体製造装置、グロース等)

期待値がエベレスト級に高まっていた銘柄が、わずかな懸念や達成感で崖を転げ落ちる過酷な現実が露呈しました。

野村総合研究所(4307)

  • 株価比較:現在値 4,701円(前日比 -17.31%
  • 下落要因:決算内容が市場の期待に届かず、失望売りが殺到。成長ストーリーへの疑念から、1日で17%を超える記録的な暴落となりました。

ネクソン(3659)

  • 株価比較:現在値 3,683円(前日比 -10.63%
  • 下落要因:同業のコナミに資金が吸い取られた格好となり、需給が悪化。中国市場への懸念も重なりました。

メタプラネット(3350)

  • 株価比較:1月30日時点で調整含みの推移(1/25時点で485円)。
  • 下落要因:1月26日、2025年12月期に1000億円を超えるビットコイン(BTC)評価損を計上し、最終損益が766億円の赤字に転落する見通しを発表しました。売上や営業利益は上振れたものの、BTC価格の変動に伴う巨額の非現金損失が市場に嫌気されています。

今週の3大トピック

1. 「材料出尽くし」による半導体株の調整

関連:アドバンテスト決算後の反応

  • 内容:アドバンテストなどの主力半導体株が、好決算にもかかわらず大幅下落。
  • 背景分析
    • 期待の先行:2025年後半からのAIブームで株価が数倍に膨らみ、もはや「良い決算」程度では市場は満足しない体質になっています。
    • 需給の悪化:決算発表を待っていた投資家が一斉に利益確定(利確)に動いたことで、売りが売りを呼ぶ展開となりました。
    • 今後の影響:短期的な過熱感は冷めましたが、実需は強いため、押し目(下がったところ)を狙う機関投資家の動きに注目です。

2. 内需・エンタメ株の「逆襲」と増配ブーム

関連:コナミの株主還元策

  • 内容:コナミなどの企業が、好業績を背景に株主還元を強化。
  • 背景分析
    • 資金の避難先:ハイテク株から、配当利回りの高い内需株へ資金が移動しています。
    • 東証の圧力:PBR(株価純資産倍率)1倍割れ改善などの要求に応え、増配を発表する企業が続出しています。
    • 今後の影響:インフレ下で価格転嫁ができ、かつ還元に積極的な企業が、2026年の主役に躍り出る可能性が高いです。

3. NRIショックに見る「期待値管理」の難しさ

関連:野村総研の業績修正理由

  • 内容:超優良株と見なされていたNRIが1日で17%暴落。
  • 背景分析
    • 成長の鈍化:DX需要が一巡したとの見方や、海外事業の不透明感が嫌気されました。
    • バリュエーションの修正:高すぎるPER(割高感)が許容されない相場環境に変化しています。
    • 今後の影響:他のグロース銘柄(ラクスやベイカレント等)に対しても、市場はより厳しい目で「数字」を求めるようになります。

ないと’s ウィークリー分析

ブラック企業という牢獄から脱出するためには、目先の暴落にパニックになってはいけません。

  • 今週の解釈 日経平均のわずかなマイナス以上に、中身は激しく入れ替わっています。アドバンテストのような大型株が調整することは、市場全体の熱を冷ます「健康的な調整」と言えます。
  • 来週どう動くべきか
    1. キャッシュ(現金)の確保:暴落したNRIのような銘柄を「安い」と飛びつくのは危険です。底打ちを確認するまで待つ余力が必要です。
    2. 決算確認後の「後出しジャンケン」:コナミのように数字と還元の両方が揃った銘柄を、調整した場面で拾うのがサラリーマンの必勝法です。
    3. 半導体は「素材」に注目:装置株より、信越化学のような素材株の方が、今週の動きを見る限り下値が硬そうです。

「週末のメンタルリセット」の大切さについて

皆様、今夜だけは株のチャートも、理不尽な上司の顔も、未完了のタスクも全て忘れてください。

土日にまで相場や仕事のことを考えていては、メンタルという名の「運用資金」が目減りしてしまいます。スマホを置き、家族や友人と過ごす、あるいは趣味に没頭する。この「切断」ができる人こそが、月曜日に再び冷静な判断を下せる勝者になれるのです。健康な体と心こそが、最大の資産であることを忘れないでください。


まとめ

1月最終週、本当にお疲れ様でした。 市場が荒れている時こそ、本当の価値がある銘柄が浮き彫りになります。指数の上下に一喜一憂せず、着実に「稼ぐ力」のある企業に寄り添っていきましょう。

「給料は我慢料、配当は自由の種!」

この種を大切に育て、いつか上司に辞表を叩きつけるその日まで、共に歩み続けましょう。素敵な週末を過ごしてください。

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