ブラック企業という名の「現代の牢獄」で、上司の「これ、お前の努力不足じゃない?」という理不尽な詰めを「相場のノイズ」として聞き流しながら、自由への「脱出用トンネル」を掘り続けているサラリーマン投資家、「みとないと」です。
本日も地獄のような激務、本当にお疲れ様です!私も今、デスクに積み上がった「今日中に終わるわけがない資料」を横目に、マーケットの熱気を肌で感じながらこの記事を書いています。会社でどれだけ精神を削られても、証券口座の数字が自由への距離を縮めてくれる。それだけが、我々の救いですね。
それでは、5日続落の暗雲を振り払った本日(2026年1月22日)の日本株式市場を振り返りましょう。
1. 本日の市場概況

昨日の5.2万円台への沈み込みから一転、本日の東京市場は猛烈な買い戻しが優勢となりました。
- 日経平均終値:53,688.89円(前日比 +914.25円 / +1.73%)
- 市場が動いた理由: 最大の要因は、昨晩の米国市場でハイテク株が反発したことに加え、為替市場での大幅な円安進行です。英ポンドが213円台に乗せるなど、円売り地合いが加速したことで、輸出関連株を中心に買い安心感が広がりました。 また、チャートを見ると、MACDがゴールデンクロス目前で力強く上向いており、テクニカル的にも「売られすぎ」からのリバウンド局面に入ったことが鮮明になっています。
2. 寄与度・セクター分析:主役は「ハイテク三銃士」

本日の相場は、まさに「半導体・AI」と「円安」がガッチリと手を組んだ、買い戻し主体のリスクオン相場でした。
1. 指数を押し上げた「勝利のセクター」
米欧の貿易摩擦懸念が和らぎ、トランプ氏の軟化した発言で安心感が広がったことで、グローバルな成長株回帰が起きました。
- ソフトバンクグループ (9984):+361.00円(寄与度1位)
- 本日の主役。1銘柄で指数を360円以上も押し上げ、終値は**前日比+11.61%**と爆騰しました。AI・ハイテクへの資金回帰を象徴する動きです。
- アドバンテスト (6857):+288.80円(寄与度2位)
- 半導体試験装置の巨頭。前引け時点では単独で約307円押し上げる場面もあり、米ハイテク株高の流れをモロに受けた「半導体祭り」の中心となりました。
- 東京エレクトロン (8035):+129.36円(寄与度3位)
- 半導体製造装置の王者も堅調。前日比+3.13%と、指数寄与度の高い主力株への資金集中が鮮明です。
- ディスコ (6146):+66.85円
- 上昇率は驚異の+17.07%。半導体セクター全体の強気姿勢を裏付ける、強烈な買いが入りました。
2. 指数の重石となった「苦戦のセクター」
全面高に近い展開でしたが、円安によるコスト増懸念や、資金がハイテクに流れたことによる「内需・守り」のセクターは軟調でした。
- ファーストリテイリング (9983):-105.89円(マイナス寄与1位)
- 1ドル=158円台後半まで進んだ「円安」が、原材料コスト増の重石となり、指数が爆騰する中で独歩安(-2.12%)となりました。
- イオン (8267):-12.99円
- 内需・小売りセクターへの売りが出ており、前日比-5.53%と厳しい下げを記録しました。
3. 個別株の動向:光り輝く「全固体電池」と「再生医療」
📈 注目のストップ高・急騰銘柄:自由への加速装置
本日は、ハイテク株への資金回帰と、世界を驚かせる新技術が市場を席巻しました。
- ディスコ (6146):前日比 +17.07%(+10,000円)の大爆騰
- 動いた要因:米ハイテク株高と、トランプ氏の貿易摩擦に関する発言の軟化を受けた、強烈なショートカバー(売り方の買い戻し)です。半導体セクターの中でも「切り出し・研削」という唯一無二の技術を持つ同社への信頼が、リバウンド局面で爆発しました。
- ソフトバンクグループ (9984):前日比 +11.61%(+450円)
- 動いた要因:世界的なAI投資熱の再燃と、円安進行(1ドル=158円台)が保有資産の評価増に繋がるとの思惑です。一気に4,000円台を回復し、指数の牽引車(プラス寄与度1位)となりました。
- マクセル (6723):材料視された急騰
- 動いた要因:世界で初めて、コイン形電池サイズで実用的な「全固体電池モジュール」を開発したとの発表が、投資家の魂に火をつけました。EVだけでなく、産業機器や宇宙分野への展開期待が株価を一気に押し上げています。
- クオリプス (4894):連日のストップ高水準
- 動いた要因:世界最高峰の科学誌「Science」に、iPS細胞を用いた心筋再生医療の論文が掲載されたことによる、世界基準の「お墨付き」が要因です。短期的な投機資金だけでなく、長期的な成長を信じる実需の買いも巻き込んでいます。
📉 注意が必要な銘柄:嵐の中で揺れる足元
市場全体が反発する中で、特定の「歪み」によって売られた銘柄たちです。
- ファーストリテイリング (9983):前日比 -2.12%(-1,320円)
- 動いた要因:加速する円安が、海外での仕入れコスト増を招くという「負の側面」が意識されました。日経平均が900円上げた日に、寄与度トップの銘柄が逆行安となる異例の展開です。内需・消費セクターへの風当たりの強さを示しています。
- イオン (8267):前日比 -5.53%(-129.5円)
- 動いた要因:円安による物価高への懸念と、好景気・金利上昇局面で資金がハイテク株へ移動した「セクター・ローテーション」の犠牲となりました。生活防衛関連株からは一時的に資金が抜ける動きに警戒が必要です。
- ベイカレント (6532):大幅続落
- 動いた要因:国内長期金利の上昇傾向が続いており、高PER(成長期待)のコンサル銘柄には厳しい逆風となっています。成長スピードへの疑問符が少しでも付くと、容赦なく売られる厳しい地合いです。
4. 明日に向けての好材料・悪材料
明日、株価が動くかもしれないニュースを、できるだけたくさんの会社を紹介しながらカンタンに説明するよ!
① 【超好材料】世界が認めた技術と還元(Sクラス)
株価に強烈なインパクトを与える可能性が高い材料です。
- クオリプス (4894):Science誌への論文掲載
- 理由:iPS細胞を用いた心筋再生シートの研究成果が、世界最高峰の科学誌に認められました。
- 深掘り:これは単なるニュースではなく、世界中の研究者や投資家から「本物」というお墨付きを得たことを意味します。承認申請への期待が爆発しています。
- 三菱マテリアル (5711):大規模な自社株買い(上限50億円)
- 理由:発行済み株式の2.05%を市場から買い戻すと発表しました。
- 深掘り:自社株買いは、1株当たりの価値を高める最強の株主還元。地合いが不安定な時こそ、こうした「会社自身が株を買う」銘柄には安心感があります。
- マクセル (6723):全固体電池モジュールの開発成功
- 理由:コイン形電池サイズで実用的なモジュールを開発。
- 深掘り:全固体電池は「夢の次世代電池」。これを実用化に近い形(モジュール)で出した意味は大きく、EVや産業機器、宇宙分野への思惑を広げます。
② 【注目好材料】業績アップと未来への布石(Aクラス)
しっかり稼いでいる会社や、次の成長を狙っている会社です。
- 令和アカウンティング・ホールディングス (296A):大幅増益と自社株消却
- 理由:第3四半期の利益が29%増、さらに株の消却も発表。
- 深掘り:稼ぐ力が強いだけでなく、株の数を減らして価値を維持する姿勢は、長期投資家に好まれます。
- ソフトフロントホールディングス (2321):AIデータセンター事業の基盤確立
- 理由:米GMI Cloudと代理店契約を締結。
- 深掘り:今の相場の主役は「AI」。そのインフラであるデータセンター関連というテーマ性は、資金が集まりやすいホットスポットです。
- トリプルアイズ (5026):米国データセンター本格稼働
- 理由:グループ会社の米国拠点が動き出しました。
- 深掘り:海外での収益基盤が整うことは、円安メリットを直接享受できるチャンスにもなります。
③ 【悪材料・懸念】注意が必要な動き(警戒クラス)
少し立ち止まって考えたいニュースです。
- 信越化学工業 (4063):アナリスト評価の引き下げ
- 理由:格付け会社の目標株価がわずかに下げられました。
- 深掘り:業績自体は悪くなくても、期待値が高すぎた反動で「売りのきっかけ」にされることがあります。
- ファーストリテイリング (9983):円安によるコスト増懸念
- 理由:158円台の円安が海外仕入れの負担に。
- 深掘り:日経平均が900円上げた日に逆行安(-2.12%)となった事実は重いです。内需・消費セクターの重石になっています。
株探:【明日の好悪材料】を開示情報でチェック!(1/22発表分)
5. 重要ニュース:今日の相場を揺らした3大核心
今日の相場は、まさに「嵐の後の快晴」となりました。特に以下の3つのニュースが、日経平均914円高(終値:53,688.89円)という爆発的な反発のガソリンとなりました。
① トランプ大統領「関税延期」とグリーンランド合意の光
【背景】 前日まで市場を震え上がらせていた、トランプ政権による「欧州への追加関税」リスクが劇的に緩和しました。
【詳細】 トランプ大統領がグリーンランド領有に関する「将来的な合意枠組み」を公表し、対立していた欧州諸国への関税賦課を当面見送る方針を示しました。これが「米欧貿易戦争」の回避と受け止められ、前晩の米国市場が反発、その流れが今日の日本市場にも「リスクオン(買い)」の強烈な追い風として吹き込みました。 関連記事:米株高を受けアジア株も上昇、トランプ氏の軟化を好感(英語)
② 債券市場の平穏:JGB利回り上昇一服が株価を支援
【背景】 今週初め、高市政権の財政出動への懸念から日本の長期金利(JGB利回り)が急騰し、株価の重石となっていました。
【詳細】 本日、30年物国債利回りなどの超長期金利が記録的な高水準から低下に転じ、債券価格が買い戻されました。金利の上昇が止まったことで、特にアドバンテスト(+5%超)や東京エレクトロン(+3%超)といった、金利に敏感な「半導体・ハイテク株」への買い安心感が広がり、指数を大きく押し上げました。 関連記事:日経平均反発、債券市場の落ち着きが追い風(英語)
③ 「解散風」の中での期待感:高市首相が明日にも衆院解散へ
【背景】 高市早苗首相が打ち出した「食品等の消費税2年間免除」などの刺激策が、財政への不安と景気への期待で市場を揺らしています。
【詳細】 高市首相は明日23日にも衆議院を解散し、2月に総選挙(スナップ・エレクトン)を実施する構えです。政治的不透明感はあるものの、選挙に向けた追加の経済対策への期待が投機的な買いを呼び込み、5日続落で溜まっていた「売り」のエネルギーを「買い戻し」へと転換させました。 関連記事:高市首相、明日にも衆院解散の意向(ロイター/英語)
6. みとないと’s 投資判断:ブラック企業を生き抜くために
「上司の評価は1秒でゴミ箱へ。今日の『リバウンドの核心』は一生の資産へ。」
- アドバイス: 今日のような急反発局面で我々が絶対に忘れてはいけないのは、「EPS(稼ぐ力)が伸びているか」です。現在、日経平均のEPSは2,649円と過去最高水準にあり、PERも19倍台と割安感が出ていました。株価が下がっても中身が強ければ、それは「バーゲンセール」です。
- 具体的アクション: 明日は週末で「解散本番」です。利益確定売りも出やすいですが、今日のリバウンドを牽引した「半導体・AI」銘柄は押し目が来ればチャンス。今夜は上司の「これ、今日中な」という無理な指示をAIに下書きさせつつ、自分のポートフォリオの「成長株」比率を再確認しましょう。
まとめ:嵐の後の反撃開始!今こそ「不屈の投資眼」を研ぎ澄ませ
そして自由への脱出を目指す戦友の皆さん、本日もお疲れ様でした!
5日続落という地獄のような日々を耐え抜いた先に、ようやく現れた900円超の急反発。日経平均5.3万円台への復帰は、ただの数字以上の価値があります。それは、理不尽な上司の小言や終わらない残業に耐えながら、コツコツと種を蒔き続けてきた私たちの「忍耐」が、間違いではなかったという証明です。
「辛抱する木に金がなる」
相場格言にある通り、暴落という嵐の中でジタバタせず、企業の「稼ぐ力(EPS)」という根っこを信じて耐えた者だけが、今日のこの反撃の果実を手にすることができます。
🛡️ 明日を戦い抜くための心得
- 「感情」を捨て、「数字」を見ろ 日経平均のEPSは過去最高水準を更新し続けています。株価という表面的な波に一喜一憂せず、その中身である「企業の利益」を信じること。これがブラック企業脱出への最短ルートです。
- ノイズを遮断し、自分を信じろ 「今すぐ買え」「もう終わりだ」といった周囲の煽りはすべてノイズです。自分の投資スタイル(高配当・インデックス)という軸をぶらさず、淡々と、しかし虎視眈々と次なるお宝銘柄を狙いましょう。
- 労働を「投資」に変える不屈の精神 ブラック企業での搾取される時間は、将来の自由を買うための「資金調達期間」に過ぎません。今日得た利益は、明日上司に叩きつける「辞表」へのエネルギー源です。
明日は週末、そして「衆院解散」という大きな節目が待っています。 政治の季節は波乱も多いですが、波が高い時こそ「大きな利益」を掴むチャンスでもあります。
今夜は無理な残業もほどほどに、自分をいたわってあげてください。 自由へのトンネルは、今日一日でまた数メートル掘り進められました。
明日もマーケットという戦場で、共に勝利の美酒を味わいましょう!


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